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ティア Research Memo(8):有利子負債の削減と自己資本の増加により財務体質の改善が進む

発行済 2018-12-25 17:32
更新済 2018-12-25 17:40
ティア Research Memo(8):有利子負債の削減と自己資本の増加により財務体質の改善が進む

ティア Research Memo(8):有利子負債の削減と自己資本の増加により財務体質の改善が進む

■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ティア (T:2485)の2018年9月期の財務状況を見ると、総資産は前期末比967百万円増加の11,958百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が同366百万円増加し、固定資産では新規出店に伴い有形固定資産が同494百万円増加した。


一方、負債は前期末比204百万円増加の4,973百万円となった。
有利子負債が435百万円減少した一方で、未払金が164百万円、資産除去債務が214百万円、リース債務が121百万円、未払法人税等が41百万円増加したことによる。
また、純資産は同763百万円増加の6,984百万円となった。
配当金の支払いで182百万円流出したが、親会社株主に帰属する当期純利益896百万円の計上により利益剰余金が増加した。
また、役員等への譲渡制限付株式報酬として新株式を4.25万株発行しており、それに伴い資本金が25百万円、資本剰余金が24百万円増加している。


経営指標を見ると、有利子負債の減少と自己資本の増加に伴い、自己資本比率が前期末比1.8ポイント上昇の58.4%、有利子負債比率が同11.0ポイント低下の33.1%とそれぞれ改善傾向が続いており、財務の健全性が向上していることがうかがえる。
また、収益性についてもROA、ROE、売上高営業利益率ともに前期から上昇している。
ROEに関しては前期比0.7ポイント上昇したが、要因分解すると、総資産回転率や財務レバレッジは前期から若干低下したものの、売上高純利益率が同0.2ポイント上昇したことが、ROEの上昇要因となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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