本日のマザーズ指数は3日ぶりの大幅反発となった。
連休明け22日の米株式市場でNYダウが5日ぶりに反落となるなか、朝方のマザーズ市場には売りが先行した。
その後、日経平均がプラスに転じる場面もみられるなか、個人投資家による押し目買い意欲はマザーズ銘柄にも向かい、指数も寄り付き後にプラスに転じる格好となった。
また、指数インパクトの大きい銘柄の一角が材料を伴って強い動きになるなか、直近IPO銘柄に対する短期資金流入もみられ、指数を押し上げる格好に。
なお、売買代金は概算で1291.05億円。
騰落数は、値上がり150銘柄、値下がり117銘柄、変わらず7銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、富士通コミュニケーションサービスとの業務提携を発表したシャノン (T:3976)がストップ高比例配分になり、一部メディアによって「買収や出資に関心を持つ複数の中国企業が接触していることが分かった」と報じられたGオイスター (T:3224)や直近IPO銘柄のAmazia (T:4424)がストップ高となったほか、AmidAホールディングス (T:7671)や自律制御システム研究所 (T:6232)などもそれに続いた。
売買代金上位では、動脈硬化や不整脈の小型検査装置の量産開始報道を材料視されたサイバーダイン (T:7779)のほか、UUUM (T:3990)、サンバイオ (T:4592)、エコモット (T:3987)、ベルトラ (T:7048)、そーせい (T:4565)が上昇。
一方で、オンコリス (T:4588)、エクストリーム (T:6033)、ALBERT (T:3906)、メルカリ (T:4385)などは軟調。