【ブラジル】ボベスパ指数 96558.44 +1.53%23日のブラジル市場は3日ぶりに反発。
主要指標のボベスパ指数は前日比1455.06ポイント高(+1.53%)の96558.44で取引を終えた。
95115.81から96576.00まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。
インフレ率の低下を受け、利下げ期待がやや高まった。
1月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前年比で3.77%上昇し、市場予想の3.81%を下回った。
また、米株式市場の上昇や中国が相次いで景気テコ入れ策を発表していることなども支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2491.49 +0.92%23日のロシア株式市場は続伸。
主要指標のMICEX指数は前日比22.76ポイント高(+0.92%)の2491.49で取引を終了した。
2466.59から2493.06まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。
電力セクターの上昇が指数をサポートした。
政府検討中の新しい消費基準が同セクターに有利だとの見方が支援材料。
また、中国の資金供給など一連の景気刺激策の発表も好感された。
【インド】SENSEX指数 36108.47 -0.92%)23日のインドSENSEX指数は続落。
前日比336.17ポイント安(-0.92%)の36108.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.25ポイント安(-0.84%)の10831.50で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。
前日の欧米市場の下落に加え、米中関係の悪化懸念が高まっていることを受け、インド株にも売り圧力が強まった。
また、中国の景気減速がインド経済にも悪影響を与えるとの見方も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 2581.00 +0.05%23日の上海総合指数は小幅に値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比1.30ポイント高(+0.05%)の2581.00ポイントと反発した。
中国の政策に対する期待感が持続する流れ。
中国人民銀行(中央銀行)は23日、新設したばかりの金融政策ツール「ターゲット中期貸出ファシリティ(Targeted Medium-term Lending Facility:TMLF)」を通じ、初めての資金供給を実施したと発表した。
国内景気の鈍化懸念が強まるなか、当局の景気テコ入れスタンスは鮮明化している。
指数は小安く推移する場面がみられたものの、引けにかけ改めて買いが優勢となった。