本日のマザーズ市場では、朝方は日経平均の弱含みとともに売り優勢の展開となった。
ただ、下値では個人投資家の押し目買い意欲が強く、サンバイオ (T:4592)を中心にプラスへ切り返した。
日経平均が底堅さを見せ、後場に入りプラス圏へ浮上したことも支援材料となった。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1208.25億円。
騰落数は、値上がり132銘柄、値下がり126銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、マザーズ売買代金トップのサンバイオや直近IPO銘柄のKudan (T:4425)、リンク (T:4428)などが堅調。
サンバイオは業績下方修正を発表したが、さほど売り材料視されなかった。
また、後場の取引開始前に業績上方修正を発表したJIA (T:7172)、前日に第3四半期決算を発表した弁護士コム (T:6027)、その他AmidAHD (T:7671)などは急伸。
ショートムービーアプリ「TikTok」マーケティング専門の部署を設立したTrends (T:6069)はストップ高水準で本日の取引を終えた。
一方、サイバーダイン (T:7779)やユーザベース (T:3966)は前日に続き利益確定売り優勢で、UUUM (T:3990)なども軟調だった。
また、アズーム (T:3496)がマザーズ下落率トップとなった。
第1四半期業績の進捗率の低さがネガティブ視されたようだ。