香港証券取引所において上場している中国海洋石油集団(HK:0883) (CNOOC)が、英国沿岸の北海中央部にあるGlemgorm石油埋蔵地で新たな油田を発見した。
29日に同社のホームページに掲載された文書によると、新しく発見された油田は英領北海ライセンスP2215にあり、水深約86メートルにあるという。Glengorm埋蔵地は合計5056メートルの深さまで掘られ、合計37.6メートルの厚さがあるガス・コンデンセート貯留層を発見した。
この報道にも関わらず、日本時間2時33分時点でCNOOCの株価は2.8%安だった。
27日、中国国家発展改革委員会(NDRC)がガソリンとディーゼル油の小売価格をそれぞれ1トン当たり245元(約36.4ドル)、230元上げた。
NDRCはCNOOCを含めた主要原油企業に「安定した供給を確実にする」ことと、新しい価格体制を実行することを求めた。