本日のマザーズ指数は6営業日続伸となった。
トランプ大統領のツイッター発言なども含め、米中協議の進展期待を背景に新興市場も買いが先行。
主力市場で手掛けにくさが意識されるなか、バイオ株などを中心に物色が続き、マザーズ指数は終日堅調な値動きとなった。
なお、マザーズ指数は6営業日続伸、売買代金は概算で1386.56億円。
騰落数は、値上がり160銘柄、値下がり106銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、アンジェス (T:4563)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
オンコリス (T:4588)、ソレイジア (T:4597)、ブライトパス・バイオ (T:4594)などのバイオ関連も軒並み買われた。
また、ITbookHD (T:1447)はストップ高。
グループ会社が画像認識AIを利用した全長ボーリング「コア」(セメントによる地盤改良施工時に改良体より採取した供試体)判定アプリケーションの開発に業界で初めて成功したと発表し関心を集めた。
また、セキュリティ対策を強化した「セキュアQRコードリーダー」を開発し、提供を開始したと発表したメディアシーク (T:4824)も急騰。
一方、直近で強い値動きが続いていたベルトラ (T:7048)には利食いの動きが広がり、サンバイオ (T:4592)、HEROZ (T:4382)、Kudan (T:4425)なども売りに押された。
なお、22日に上場し、買い注文が殺到して取引が成立していなかった識学 (T:7049)は公開価格(1800円)の約2.5倍となる4550円で初値を付けた。