4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円99銭まで上昇後、111円64銭まで反落し、111円76銭で取引終了。
米中貿易協議の合意期待が高まり、午前中はリスク選好の円売り・ドル買いが優勢となった。
しかしながら、12月の米建設支出指数は予想外のマイナスに落ち込んだほか、トランプ大統領の弾劾懸念など政局不安が増大し、投資家の心理は悪化した。
米国株安も嫌気されリスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1346ドルから1.1309ドルまで下落したが、1.1337ドルで引けた。
ユーロ・円は、126円98銭から126円45銭まで下落した。
株安を嫌気したユーロ売り・円買いが観測された。
ポンド・ドルは、1.3224ドルから1.3167ドルまで下落した。
低調な英国の経済指標を嫌気したポンド売りが継続した。
ドル・スイスは、1.0016フランから0.9986フランまで下落した。