木曜日の米国の指数先物取引は、中国の通信会社Huaweiが米国政府を訴えたというニュースにより、米中貿易協定が破綻する可能性があるとの懸念が高まった。
Huaweiは、米国の事業を制限する法律は違憲であり、テキサス州で訴状を提出すると主張している。それはHuaweiと米国政府の間の新たな争いであり、先週金曜日にカナダ政府が孟晩舟最高財務責任者を引き渡す審理を始めることを認めたことで再びエスカレートした。
午後9時25分現在で S&P 500先物は0.16%安、ダウ先物は0.23%安、ナスダック 100先物は0.19%安となっている。
シスコ(NASDAQ: CSCO)は時間外取引で0.7%下落したが、半導体企業のマイクロン(NASDAQ: MU)は1.13%下落し、リオ・ティント(LON: RIOは配当落ち後6.7%安となった。
経済指標では、午後10時30分に毎週の失業保険申請件数、午後9時45分の欧州中央銀行のECB理事会の結果を注目している。特にドイツとイタリア経済の弱さのため、成長見通しを引き下げると予想されている。ドラギ総裁の会見は午後10時30分予定だ。