14日のマザーズ指数は4日ぶりの反落となった。
英国が欧州連合(EU)との合意なく離脱することに反対する動議を賛成多数で可決したことで、秩序なき離脱はいったん回避されたとの見方から、マザーズ市場にも朝方から買いが先行。
一方で、買い一巡後の上値は重く、上海総合指数が後場にかけて下げ幅を広げるなかで、個人投資家のセンチメントにも悪影響を与え、利益確定の動きからマザーズ指数は後場にかけてマイナスに転じての推移となった。
なお、売買代金は概算で1355.76億円。
騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり147銘柄、変わらず12銘柄となった。
値下がり率上位では、オンコリス (T:4588)やフロンティアI (T:7050)が10%を超える下落となったほか、JIA (T:7172)、アセンテック (T:3565)、SKIYAKI (T:3995)などもそれに続いて大幅安に。
売買代金上位では、アンジェス (T:4563)やサンバイオ (T:4592)、そーせい (T:4565)などのバイオ株はさえない一方で、窪田製薬HD (T:4596)やドリコム (T:3793)などは逆行高になった。
なお、前日マザーズ市場に新規上場したサーバーワークス (T:4434)の初値は公開価格の約3.8倍となる18000円となり、初値形成時の出来高は21万7800株だった。