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マザーズ指数は続落、バイオ関連株に利益確定売り、IPOカオナビは初値2倍

発行済 2019-03-15 17:00
更新済 2019-03-16 18:18

 本日のマザーズ市場は、日経平均や日経ジャスダック平均が反発するなか、逆行安の展開となった。

前日からの流れを引き継いでアンジェス (T:4563)などのバイオ関連株に利益確定の売りが広がり、マザーズ指数を下押しした。

材料株物色は比較的活発だったが、値動きの軽い小型株が選好され、指数を押し上げるには至らなかった。

なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1303.76億円。

騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり154銘柄、変わらず11銘柄となった。

 個別では、前述のアンジェスが9%安と大幅続落し、窪田製薬HD (T:4596)、オンコリス (T:4588)、ナノキャリア (T:4571)といったバイオ関連株も軟調。

DELTA−P (T:4598)は手仕舞い売りがかさみ16%を超える下落となった。

直近IPO銘柄でも前日に初値を付けたサーバーワークス (T:4434)などが急落。

また、PSS (T:7707)はここまでの急騰の反動でストップ安水準まで売られた。

一方、バイオ関連株でもソレイジア (T:4597)やサンバイオ (T:4592)は買い優勢。

直近IPO銘柄ではリックソフト (T:4429)が堅調だった。

また、G−FAC (T:3474)がマザーズ上昇率トップとなり、レアジョブ (T:6096)やバリューゴルフ (T:3931)はストップ高水準で取引を終えた。

バリューゴルフは決算が好感された。

 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したカオナビ (T:4435)は公開価格のおよそ2倍で初値を付けた。

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