本日の米国市場で注目の3ポイントは以下の通りだ。
1. ウーバー決算報告
10日に米国市場に上場したウーバー(NYSE:{{1115848|UBER}})は30日、上場後初めての決算報告を行った。
1-3月期の売上高は31億ドルで、30億9000万ドルとされていた予想値を僅かに上回った。
純損失は1株あたり2.26ドルで、計10億1000万ドルとなった。
時間外取引では株価が3%以上上昇した。
コストコ(NASDAQ:{{6443|COST}})は売上高・純利益ともに事前予想を上回ったにも関わらず、時間外取引で1%近く下落した。
2.4月個人支出、個人所得
31日午後9時30分、米商務省が4月米国個人支出ならびに個人所得を発表する。
米個人支出は前月比0.2%上昇、個人所得は0.3%上昇の見通し。
食品とエネルギーを除く、消費者が購入した財とサービスの価格変動を測定するコア個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.2%上昇、年率では1.6%上昇の見通し。
米シカゴ地区購買部協会の発表するシカゴPMIは前回の52.6から55.1へ上昇する見込み。
31日午後11時00分、5月ミシガン大学消費者信頼感指数が発表される。前回の102.4から102.0へ僅かに低下する見通し。
3. 米石油リグ稼働数
米中貿易摩擦による弱気相場と、予想ほど原油在庫量が減少しなかったことが相まって原油価格は下落している。
6月1日午前2時00分、ベーカー・ヒューズが米石油掘削リグ稼働数を発表する。
先週のリグ稼働数は800基から797基に減少した。一方米エネルギー情報局(EIA)によると米原油生産量は日量1230万バレルという記録的な水準に回復しているという。