本日の米国市場で注目の3ポイントは以下の通りだ。
1. FRBパウエル議長発言
今週は重要な経済指標が数多く発表される。
4日午後10時45分、パウエルFRB議長がシカゴでの「金融政策戦略、ツールとコミュニケーションプラクティス」にて講演を行う。
4日午後9時30分、ジョン・ウィリアムズNY連銀は「金融サービス業界における文化資本の構築:新たな慣行、リスクと機会」というイベントで講演を行う。
5日午前0時45分、FRBメンバーのラエル・ブライナード氏がパウエル氏と同様シカゴでの会議で発言する。
また6日午前3時にベージュブック(米地区連銀経済報告)が、7日午後9時30分に5月米非農業部門雇用者数が発表される。
2. 製造業新規受注
米商務省は4日午後11時、4月米製造業新規受注(前月比)を発表する。
米製造業新規受注は3月から0.9%減少する見込み。
5月米ISM製造業PMIは3日午後11時に発表され、2年半ぶりの低水準となっている。
3. ティファニー決算報告
米高級宝飾品小売大手のティファニー(NYSE:TIF)は4日寄付き前に決算報告を行う。
予想EPSは1.02ドル、予想売上高は約10億ドル。
株価は今年11%以上上昇しているが、過去3カ月では5%ほど値下がりしている。
米中貿易戦争を背景に中国富裕層の消費がどう変わったのか注目が集まるだろう。