19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり211銘柄、値下がり10銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は大幅反発。
348.46円高の21321.17円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。
18日の米株式市場でNYダウは大幅続伸し、353ドル高となった。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加の金融緩和の可能性に言及し、欧州株高につれて買いが先行。
トランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談し、6月下旬に開催予定の20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を開催する意向を示すと、米中摩擦の緩和期待も高まった。
前日動向が注目された為替相場はリスク選好的な動きから1ドル=108円台半ばと円安方向に戻しており、本日の日経平均はこうした流れを引き継いで250円高からスタート。
寄り付き後も上げ幅を広げ、前場には21352.22円(379.51円高)まで上昇する場面があった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の9割弱、対して値下がり銘柄は1割弱となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位はファーストリテ (T:9983)となり、2銘柄で指数を約55円分押し上げたほか、東京エレクトロン (T:8035)、ファナック (T:6954)、TDK (T:6762)、ユニファミマ (T:8028)、KDDI (T:9433)、ダイキン (T:6367)などもそれに続いて値上がり寄与上位にランクインした。
ソフトバンクGは、本日は定時株主総会が開催されていることもあり、孫社長の発言を材料視する向きもあるようだ。
構成銘柄の値上がり率トップは、野村 (T:8604)となり、9%超の上昇になった。
野村総研株売却収入を原資にした高水準の自社株買い実施が好感されている。
一方で、値下がり寄与上位には、オリンパス (T:7733)、コナミHD (T:9766)、富士通 (T:6702)、明治HD (T:2269)、京王 (T:9008)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 21321.17(+348.46)値上がり銘柄数 211(寄与度+351.65)値下がり銘柄数 10(寄与度-3.19)変わらず銘柄数 4○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 10135 282 +31.06 (T:9983) ファーストリテ 66950 640 +23.50 (T:8035) 東エレク 14645 525 +19.28 (T:6954) ファナック 19535 425 +15.60 (T:6762) TDK 7910 330 +12.12 (T:8028) ユニファミマ 2724 66 +9.69 (T:9433) KDDI 2788 42 +9.25 (T:6367) ダイキン 13950 245 +9.00 (T:6971) 京セラ 7054 122 +8.96 (T:6857) アドバンテ 2641 118 +8.66 (T:4063) 信越化 9427 229 +8.41 (T:6645) オムロン 5490 210 +7.71 (T:4523) エーザイ 6332 191 +7.01 (T:6988) 日東電 5187 170 +6.24 (T:4503) アステラス薬 1501.5 32.5 +5.97 (T:4901) 富士フイルム 5477 107 +3.93 (T:6301) コマツ 2512.5 107 +3.93 (T:7267) ホンダ 2818.5 52.5 +3.86 (T:4502) 武田 3807 104 +3.82 (T:4911) 資生堂 8683 97 +3.56○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:7733) オリンパス 1198 -9 -1.32 (T:9766) コナミHD 5040 -10 -0.37 (T:6702) 富士通 7538 -84 -0.31 (T:2269) 明治HD 7680 -40 -0.29 (T:9008) 京王 7290 -40 -0.29 (T:2871) ニチレイ 2726 -12 -0.22 (T:2432) DeNA 2167 -12 -0.13 (T:9602) 東宝 4780 -35 -0.13 (T:1333) マルハニチロ 3070 -30 -0.11 (T:8303) 新生銀 1632 -3 -0.01