大同工業 (T:6373)は19日、パキスタンにおいて二輪車用チェーンの一貫生産を行う合弁会社設立の契約を18日付で締結したことを発表。
同社は、2017年11月にパキスタンでAtlas Autos (Private)Ltd.と技術援助契約を締結。
同社ブランド(D.I.D)の二輪車用チェーンの組立生産を行ってきた。
今回、パキスタンにおける二輪車メーカー各社及び補修品市場への一貫サービスを提供する体制を構築するため、Atlas Autos (Private) Ltd.と合弁会社Atlas DID (Private) Ltd.をカラチ市内の工業団地に設立する。
資本金は約9.4億円で、出資比率は同社グループ40%、Atlas Autos (Private) Ltd. が60%である。
設立予定は7月末。
量産時期としては2021年5月に一貫生産を開始する予定である。
2024年には、売上高が約13億円、従業員数180名で、約500万本(約700万メートル)の生産能力まで引き上げる見通しとしている。