40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

G20控え模様眺めムードも底堅さは意識

発行済 2019-06-24 08:46
更新済 2019-06-24 09:01
© Reuters.  G20控え模様眺めムードも底堅さは意識

 24日の日本株市場は、週末からの主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控え、模様眺めムードの強い相場展開になりそうである。

21日の米国市場ではNYダウが34ドル安と小幅に下落。

利下げ期待から一時上昇に転じたものの、イランを巡る地政学リスクの懸念から、引けにかけて下げに転じている。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の21175円。

円相場は1ドル107円30銭台で推移している。

 今週はG20に向けた米政府要人発言等に振らされやすいとみられる。

先週はトランプ大統領がG20首脳会議で米中首脳会談を開催する意向を示したことが好材料視され、日経平均はリバウンドをみせている。

期待感からポジションが積み上がっている需給状況でないため、一先ずポジティブ視されやすい。

また、中国と米国の交渉チームは米中首脳会談の準備のため、25日にも大阪で会合を開く見通しと伝えられており、こう着としても下を売り込む向きはないとみておきたい。

 さらに、先週はトランプ大統領が再選を目指して大統領選出馬を正式表明し、わずか1日で献金額が合計2480万ドル(約27億円)に達したと報じられるなど、再選を意識した株価対策への期待感も高まりやすいだろう。

消費増税を控えている日本株への影響は限られるとしても、米先高観が意識されるなかでは、底堅い基調が続くことが期待されそうである。

 もっとも、米金利引き下げ期待を背景に円相場は円高に振れて推移しており、輸出関連などへの上値の重石になりやすい。

足元での原油相場の上昇に対しても、米国とイランとの緊張を背景とした地政学リスクが要因であるため、相場の押し上げ材料としては持続性に欠けそうだ。

 その他、今週は小売企業の第1四半期決算の発表が予定されており、足元の動向のほか、消費増税を意識した見通し等に関心が集まるだろう。

また、IPOも続くことから、中小型株には値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます