40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

エバラ食品工業 Research Memo(2):“エバラらしく&面白い”ブランドへの成長を目指す

発行済 2019-07-02 15:02
更新済 2019-07-02 15:21
© Reuters.  エバラ食品工業 Research Memo(2):“エバラらしく&面白い”ブランドへの成長を目指す

© Reuters. エバラ食品工業 Research Memo(2):“エバラらしく&面白い”ブランドへの成長を目指す

■事業概要1. 会社概要と沿革エバラ食品工業 (T:2819)は「黄金の味」や「すき焼のたれ」など調味料を製造販売する食品メーカーである。

ほかに物流や広告など食品に関連する事業も行っている。

同社は1958年に森村國夫(もりむらくにお)氏によって設立された。

当初はソースやケチャップ、インスタントラーメンのスープなどを製造販売していた。

高度経済成長期になり、日本人の食生活も豊かになって様々な肉料理が登場するようになると、同社は焼肉にターゲットを絞って研究を重ね、1968年に「焼肉のたれ」を発売した。

女性の社会進出やホットプレートの登場が追い風となって「焼肉のたれ」は大ヒットし、家庭における焼肉市場を創出、「焼肉のたれ」は焼肉料理の定番となった。

この結果、同社の「焼肉のたれ」は圧倒的なシェアを持つようになった。

しかし、独自の食文化を持つ関西で苦戦が続いていたため、関西の食味・食感に合わせて開発したのが「黄金の味」である。

フルーツをベースに関西の嗜好に合わせた甘さととろりとした高級な食感のあるたれで、ネーミングも受け、関西でも大ヒットすることとなった。

その後も1980年代の「すき焼のたれ」、1990年代の「浅漬けの素」など、それまでの市場になかった商品を時代時代で生み出し、日本の食卓に新たなメニューを提案、おいしさと楽しさを広げてきた。

そして現在、新中期経営計画「Unique 2023」を掲げ、コア事業による収益強化と戦略事業の基盤確立、及び“エバラらしく&面白い”ブランドへの成長を目指している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます