[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェース (N:JPM)は10日、2019年の純金利収入見通しを約5億ドル引き下げ、570億ドルとした。同業のウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ) (N:WFC)やシティグループ (N:C)も前日、同様に見通しを下方修正している。
JPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)は、当地で開かれた金融サービス関連の会合で、今年の純金利収入は以前に予想した575億ドルを若干下回る570億ドルと見込んでいると述べた。
同氏はまた、JPモルガンの第3・四半期トレーディング収入は第2・四半期を10%下回ると予想。一方、第3・四半期の企業の合併・買収(M&A)関連の手数料収入は第2・四半期から横ばいになるとの見通しを示した。