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サイバーコム Research Memo(5):順調に業績拡大、2018年12月期は過去最高水準を記録

発行済 2019-09-13 15:05
更新済 2019-09-13 15:21
© Reuters.  サイバーコム Research Memo(5):順調に業績拡大、2018年12月期は過去最高水準を記録

© Reuters. サイバーコム Research Memo(5):順調に業績拡大、2018年12月期は過去最高水準を記録

■サイバーコム (T:3852)の業績動向1. 過去業績(2018年12月期まで)過去の業績について見ると、リーマンショック前の2008年3月期に、それまでの最高値の売上高と営業利益を記録した後、2011年3月期には2008年3月期比で売上高が約30%減少している。

一般的に、30%ほども売上高が減少すると営業損失に転落する企業が多いなかで、同社は営業利益を確保しているので、比較的不況期に強い企業体質であることが推測できる。

その後は、売上高・営業利益とも順調に拡大している。

2016年3月期にはリーマンショック前の最高売上高を更新した。

2017年12月期(2017年4月−12月)は決算時期変更のため9ヶ月決算となった。

9ヶ月の変則決算のため過年度比較が難しいが、売上高は過去最高値を記録した2017年3月期を実質的にさらに上回る勢いである。

また、営業利益については、この1~2年は横浜本社ビルの取得や技術者人材の確保などによる費用負担もあり、通期での過去最高値の更新までには至っていないが、2019年までの中期経営計画の期間内では達成が期待される。

自己資本比率とROEの推移を見てみると、同社が上場を行った2008年3月期以降で自己資本比率が急激に上昇し、2011年3月期以降はおおむね60%前後で安定していることがわかる。

ROEについては、上場による自己資本の拡大期である2008年3月期からリーマンショック後の不況期である2012年3月期までは低下傾向にあったが、その後の業績回復に伴い、8~10%程度に上昇している。

2017年12月期がやや低下して見えるのは、9ヶ月決算により他の12ヶ月決算期対比で低下しているためであり、実質的には向上している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)

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