26日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。
日本株は上げ幅を縮小したが底堅さを維持しており、円売り基調がドルを下支えした。
ドル・円は、前日107円90銭近くまで強含んだ後は失速しており、本日アジアでは107円60銭台を中心とした値動き。
日経平均株価が上げ幅を縮小したが、22000円台を維持し日本株高を背景とした円売りに振れやすい地合い。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、目先の日本株高継続への思惑から円売りは続きそうだ。
一方で、米10年債利回りは前日海外市場から低下。
また、米株式先物は軟調地合いが続き、積極的なドル買いは入りづらいもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円60銭から107円79銭、ユーロ・円は117円86銭から118円00銭、ユーロ・ドルは1.0942ドルから1.0955ドルで推移した。
【要人発言】・カプラン米ダラス連銀総裁「向こう12カ月間でリセッション入りの可能性は低い」・オアNZ準備銀総裁「何年かにわたり金利が低く推移することを確信」「現時点では非伝統的な金融政策の方法は必要ない」