[サンパウロ 24日 ロイター] - ブラジルの資源大手バーレ (SA:VALE3)が24日発表した第3・四半期決算は、純利益と売上高が市場予想を下回った。1月に起きた鉱山ダム決壊事故の再発を防ぐ対応に追われた。
純利益は前年同期の14億0800万ドルから16億5400万ドルに増えたが、リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の27億2000万ドルに届かなかった。鉄鉱石価格の上昇が追い風となった半面、事故を受けた生産の低迷が響いた。
売上高は前年同期比6.6%増の102億2000万ドル。アナリスト予想平均は105億ドルだった。
バーレは14日、第3・四半期の鉄鉱石生産量が前年同期比約17%減少したと明らかにした。[nL3N2700BY] OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191025T020138+0000