[28日 ロイター] - 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)と同業米グローバル・ファウンドリーズ(GF)は28日、特許に関して相互に提起していた訴訟を取り下げることで合意した。
共同発表によると、両社は向こう10年の申請分も含めた特許の使用を相互に認め合うことで合意。
GFは8月に特許侵害でTSMCを提訴。アップル (O:AAPL)、クアルコム (O:QCOM)、アルファベット (O:GOOGL)傘下グーグル、エヌビディア (O:NVDA)、レノボ・グループ(聯想集団) (HK:0922)、メディア・テック(聯発科技) (TW:2454)などTSMCの顧客の製品についても損害賠償などを求めていたが、今回、全て取り下げた。
TSMCは今月、GFによる25件の特許侵害があったとして、反訴していた。