40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

大きく売り込まれずとも買いづらい

発行済 2019-12-04 12:22
更新済 2019-12-04 12:41
大きく売り込まれずとも買いづらい

[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;23087.80;-292.01TOPIX;1697.73;-9.00[後場の投資戦略] 前日の米株安や円相場の上昇を嫌気し、日経平均は朝方に下げ幅を335円まで広げると、その後23100円を挟み安値もみ合いとなった。

海外市場動向を受けた売買が一巡すると、日中大きく売り込もうとする動きに乏しいのは前日の当欄で指摘したとおり。

日足チャート上では23200円台に位置する25日移動平均線を割り込んだが、節目の23000円に接近すると押し目を拾う動きも出てくるだろう。

前引け時点の東証株価指数(TOPIX)下落率は0.53%と日経平均の1.25%より小さいが、後場に入れば日銀による上場投資信託(ETF)買い入れも意識されてきそうだ。

なお、前日は0.7%超の下落でETF買い入れが行われていた。

 しかし、為替相場は円高一服後の戻りが鈍く、アジア市場では中国の上海総合指数こそ比較的底堅いものの、香港ハンセン指数や韓国の総合株価指数(KOSPI)が1%前後の下落と軟調。

11月には米中協議を巡る楽観ムードから米国株の変動性指数「VIX」の先物では投資筋の売り持ち高が過去最大に積みあがっていただけに、NYダウが連日で200ドルを超える下落となっていることも気掛かり。

米国が15日に予定している対中制裁関税「第4弾」発動を延期するとの期待は根強いが、米中協議の先行き不透明感が強まり、強硬シナリオへの懸念がくすぶり始めた。

後場の日経平均についても戻りに期待した積極的な買いは入りづらいとみられ、軟調に推移しそうだ。

(小林大純)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます