[10日 ロイター] - 米ボーイング (N:BA)の1─11月の納入機数は345機と、前年同期の704機から約50%減少した。737MAX機の世界での運航停止が引き続き重しとなった。
納入機数は競合する欧州エアバス (PA:AIR)の半分以下にとどまった。
ただ、先月開催されたドバイ航空ショーでは受注が伸び、1─11月の純受注は56機だった。会計上の調整を考慮したベースでの純受注はマイナス84機と、前月のマイナス95機から改善した。
11月に737MAX機に30機の受注があったことも明らかにした。トルコのサンエクスプレス (IS:THYAO)が「737MAX8」型機10機を発注。その他20機の発注元は不明。