40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米ISM製造業指数、12月は10年ぶり低さ 一部業種で改善期待も

発行済 2020-01-04 09:27
更新済 2020-01-04 09:27
© Reuters. 米ISM製造業指数、12月は10年ぶり低さ 一部業種で改善期待も

[3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日公表した2019年12月の製造業景気指数は47.2と、11月の48.1から低下し、09年6月以来10年半ぶりの低水準をつけた。市場は49.0まで改善すると予想していた。

指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。

製造業は19年下半期の大半にわたり下押し圧力を受けていた。米中の関税の応酬により2大経済国を行き来するモノの流れが減り、世界経済が鈍化した。両国は12月、「第1段階」の合意に至ったと発表し、当面は緊張が和らいだもようだ。トランプ米大統領は今週、合意文書を米国ワシントンで15日に署名すると表明した。合意によって製造業が持ち直すことが期待されていたが、妥結の時期からして12月の指数にこうした効果は現れなかった。

ISM製造業調査責任者のティモシー・フィオーレ氏は声明で「世界貿易は引き続き各業界にとって最大の関心事だが、米中の第1段階合意を受け、一部の業種で改善も見込まれる」と指摘。また電話会議では、12月の指数が10年半ぶりの低水準を付けたことについて「極めて低い水準に落ち込んでいるわけではなく、やや縮小からやや拡大の範囲内にとどまっている」という認識を示した。

雇用指数は45.1と、11月の46.6から低下し、16年1月以来の低水準だった。新規受注指数は46.8と、11月の47.2から低下し、09年4月以来の低水準。

一方、価格指数は51.7と、11月の46.7から上昇し、5月以来初めて50を超えた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます