40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

バークレイズ株主、化石燃料向け融資の段階的打ち切りを要望

発行済 2020-01-08 12:17
更新済 2020-01-08 12:21
バークレイズ株主、化石燃料向け融資の段階的打ち切りを要望

[ロンドン 8日 ロイター] - 英金融大手バークレイズ (L:BARC)の株主グループが、化石燃料向け融資を段階的に打ち切るよう求めている。このセクター向け融資が欧州最大級となっている同行に対し、重圧が高まりつつある状況だ。

グループのまとめ役は、責任投資原則(環境・社会問題・企業統治=ESGへの取り組みを重視すること)を提唱する団体シェアアクション。これに基づき、11の機関投資家が5月の年次総会の議案としてバークレイズに対し、パリ協定にそぐわない事業を行っている企業への金融サービスを停止する計画を打ち出すことを要望した。

足元では、企業が株主から気候変動対策をより積極化することを促される流れが鮮明だ。特にロイヤル・ダッチ・シェル (L:RDSa)やBP (L:BP)、エクイノール (OL:EQNR)といった化石燃料を生産する石油・ガス会社がこうした対象となっている。

一方欧州の銀行で、化石燃料関連融資を打ち切れという決議案が出されたのはバークレイズが初めてだ。

11の機関投資家の合計資産運用額は約1300億ポンド。ブルネル・ペンション・パートナーシップやLGPSセントラル、サラシン・アンド・パートナーズ、フォークサムなどが名を連ねている。

今月末にイングランド銀行(英中央銀行、BOE)総裁を退任するマーク・カーニー氏は国連の気候変動問題特使に就任するが、同氏は最近、金融業界が化石燃料向け投資の削減について取り組みがあまりにも遅いと苦言を呈した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます