[ラスベガス 9日 ロイター] - 韓国のSKイノベーション (KS:096770)は、米国に2番目の電気自動車(EV)電池工場建設を計画しているほか、ハンガリーのEV電池工場の拡大を検討している。キム・ジュン最高経営責任者(CEO)が、ロイターに明らかにした。
同CEOは、関税を避け、自動車メーカーの主要なEV部品需要に現地で対応するため、自国から電池を輸入する代わりに米国で生産するアジアの電池メーカーが増えるとの見通しを示した。
ハンガリーで建設中の第2号工場の拡大については、ドイツのフォルクスワーゲン(VW) (DE:VOWG_p)向けの供給強化を検討しているという。当初の計画では、初期の生産能力は10ギガワット時だが、16ギガワット時に拡大される可能性がある。
キムCEOは、この工場の合弁企業化に向け、現在VWと交渉していると述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200110T021446+0000