[ロンドン 18日 ロイター] - ロンドン市場に上場している商品取引・資源大手グレンコア (L:GLEN)が18日に発表した2019年通期決算は、2015年以来4年ぶりの赤字に転落した。コロンビアの石炭事業などに絡んだ減損損失が響いた。
2019年の純損失は4億0400万ドル。前年は34億1000万ドルの黒字を計上していた。
中核利益、すなわち調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は116億ドルで、アナリスト予想の112億5000万ドルを上回った。
主にコロンビアの石炭事業、チャドの石油事業、アフリカの銅事業に絡んで、28億ドルの減損損失を計上した。