(ブルームバーグ): 米連邦航空局(FAA)は25日、運航停止となっているボーイングの旅客機737MAXに対する追加の安全対策を勧告した。運航再開を目指す同社にはクリアすべきハードルが増えた。
同日の連邦官報によると、落雷から配線を保護する目的でアルミ加工を施したパネルの検査および必要な場合の交換を指示。パネルが適切に接合されていない場合、両エンジンが停止する恐れがあるという。
FAAは検査1回に425ドル(約4万7000円)と5時間程度かかると見積もっている。修繕が必要となった場合、パネル1枚当たり595ドル前後、最大7時間を要すると推計。
原題:FAA Proposes Another 737 Max Fix in New Complication for Boeing(抜粋)
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