[26日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキア (HE:NOKIA)は、戦略的選択肢を検討しており、資産売却や合併の可能性を模索するために複数のアドバイザーと協議している。ブルームバーグ通信が26日、関係筋の話として報じた。
ノキアの関係者は、この報道は真実ではないとしている。ノキアはコメントを差し控えている。
同社は次世代通信規格「5G」のネットワーク機器でスウェーデンのエリクソン (ST:ERICb)や中国の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]と競合するが、2020年も激しい競争が続くとの見通しを今月に入り示していた。
ノキアの米上場株は午後の取引で、一時約9%高をつけた。終値は6.1%高。