[北京 6日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国の銀行部門が抱える不良債権が増加したことを明らかにした。ただ増加は一時的なもので、感染拡大に関連する金融リスクは吸収できるとした。
CBIRCは声明で、新型ウイルスに起因する衝撃は短期的なものになるとし、「不良債権の大幅な増加につながる経済、金融上の要因はない」と指摘。中国の銀行の自己資本比率は平均14%で、新型ウイルスに起因する金融リスクは吸収できるとの見方を示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200306T205350+0000