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ピクスタ Research Memo(5):Snapmart事業では、企業のリクエストに応えるオンデマンド撮影が急成長

発行済 2020-03-26 15:05
更新済 2020-03-26 15:21
© Reuters.  ピクスタ Research Memo(5):Snapmart事業では、企業のリクエストに応えるオンデマンド撮影が急成長

■ピクスタ (T:3416)の事業内容3. Snapmart事業の概要『Snapmart』は『PIXTA』同様、デジタル素材のマーケットプレイスだ。

異なるのは、スマートフォン経由で投稿される写真を専門に取り扱っている点だ。

『Snapmart』の写真素材は日常的なテイストのものが多く、企業の広告や日常をレポートするSNSなどではそうした点が好まれる。

すなわち、SNSに投稿されるような写真が中心の『Snapmart』と、写真愛好家などハイアマチュア作家たちによる投稿が中心の『PIXTA』では、その世界観が大きく異なる。

それぞれ2つのマーケットプレイスに明確な違いがあり、そこにすみわけができている。

市場環境としては、インスタグラムの普及やSNS広告市場の拡大などを背景に追い風となっている。

『Snapmart』の収益モデルは1)マーケットプレイスと、2)オンデマンド撮影の2つがある。

このうちマーケットプレイスは、基本的には『PIXTA』と同じモデルで、料金だけが異なる。

単品と定額制の2タイプある点も『PIXTA』同様だ。

一方でオンデマンド撮影とは、写真の買い手側が能動的に働きかけて写真を購入するための仕組み全般を言う。

潜在的には様々なパターンが考えられるが、現状は企業のSNSプロモーション支援を目的に、自社商品のサンプリングやクオリティの高いユーザー撮影による写真コンテンツの大量収集、ユーザー体験の拡散を同時に提供する「アンバサダープラン」と、トップインスタグラマーなど特定のクリエイターに撮影を依頼する「ブツ撮り出張サービス」の2つが中心となっている。

特に「アンバサダープラン」は消費財大手企業(キリンビバレッジ(株)、ワールド (T:3612)など)やホテル、サービス業、観光施設など様々な業種で利用され、引き合いが増加している。

オンデマンド撮影では、通常の写真販売とは異なり、サイト使用料や仲介手数料という形での課金となるが、写真販売と比べて利益率が高いと弊社では推測している。

2019年12月期の実績では、マーケットプレイス、オンデマンド撮影ともに売上高で約2倍の伸びを達成した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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