本日のマザーズ指数は大幅反発。
30日の米国市場で、新型ウイルス対抗ワクチンへの期待高まったことで主要3指数が揃って反発した流れを引き継ぎ、本日のマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
その後も中国の3月購買担当者景気指数(PMI)の結果が好感され、前場中ごろにかけて一段の上昇を見せる場面があった。
一方で、市場における新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う都市封鎖(ロックダウン)実施への警戒感は根強く、上値では戻り売り圧力に押され、マザーズ指数の上値は重くなった。
物色としては、直近IPO銘柄に対する買いや時価総額上位銘柄への見直しの動きが目立った。
なお、売買代金は概算で689.93億円。
騰落数は、値上がり222銘柄、値下がり93銘柄、変わらず7銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、NexTone (T:7094)が23%高になったほか、AI CROSS (T:4476)やフォースタートアップス (T:7089)がそれに続いた。
売買代金上位銘柄では、ナノキャリア (T:4571)、Aiming (T:3911)、サイバーセキュリティクラウド (T:4493)、そーせい (T:4565)、Chatwork (T:4448)、フリー (T:4478)、メドピア (T:6095)、UUUM (T:3990)、TKP (T:3479)、Sansan (T:4443)が上昇。
一方で、アンジェス (T:4563)、メルカリ (T:4385)、メドレー (T:4480)、オイシックス (T:3182)、ミクシィ (T:2121)はさえない。
なお、本日マザーズ市場に上場したMacbeeP (T:7095)の初値は公開価格を28.3%上回る2348円となり、初値形成時の出来高は53万2100株であった。