40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

アングロアメリカン、設備投資を10億ドル削減 四半期生産4%減

発行済 2020-04-23 20:02
更新済 2020-04-23 20:09
© Reuters.

[ロンドン 23日 ロイター] - 資源大手アングロ・アメリカン (L:AAL)は23日、年間の設備投資計画を約10億ドル縮小し、40─45億ドルにすると発表した。また、これが先行きの設備投資計画に影響する可能性もあるとしている。

南アフリカが新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた全国的なロックダウン(都市封鎖)を実施していることで、南ア市場での利益がほぼ半分を占める同社はコスト削減を余儀なくされている。

同社の第1・四半期の生産高は4%減少した。「新型コロナ感染拡大抑制策は、事業計画の承認や現在進行中の事業の遅延につながる可能性がある」としている。

南アでの操業率が50%にとどまっていることを受け、同社は2020年の一般炭、プラチナ、パラジウム、鉄鉱石、ダイヤモンドの生産見通しを下方修正した。

また成長の柱であるペルーの銅鉱山開発プロジェクトは、全国的な隔離措置のため3カ月間作業が中断している。

一方、ブラジルでの生産は増加しており、ミナスジェライス州の鉄鉱石採掘プロジェクト「ミナス・リオ」の第1・四半期の生産高は31%増加となった。

RBCキャピタルマーケッツのアナリスト、タイラー・ブローダ氏は「アングロは、事業面でも、またダイヤモンドについては市場面でも、同業他社に比べて新型コロナの影響を大きく受けているとみられる」と指摘した。ただ、同社の財務は弾力性があるという。

アングロは、生産国の通貨安や原油安で恩恵を得るほか、裁量支出の抑制や間接部門の人員減などを通じて約5億ドルのコスト削減を行う方針。

3月末時点での手元流動性は145億ドル。5月には予定通り配当を支払う予定という。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200423T110134+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます