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ファナック、デンソー、アドバンテスなど

発行済 2020-04-27 16:50
更新済 2020-04-27 17:01
© Reuters.  ファナック、デンソー、アドバンテスなど

(T:6954) ファナック 16630 +1775急騰。

先週末に20年3月期決算を発表、営業益は883.5億円で前期比45.9%減、従来予想の806億円を上振れ、市場予想も上回った。

1-3月期受注実績も市場の想定を上回った。

一方、21年3月期見通しは上半期のみを開示、営業利益は189億円で前年同期比61.4%減益見通し。

通期コンセンサス比で水準は想定以下とみられるが、中国市場の楽観的な見通しなどを示しており、ネガティブ視する動きは限定的に。

(T:6770) アルプスアル 994 +54大幅反発。

先週末に20年3月期業績予想の下方修正を発表。

営業利益は410億円から267億円、前期比46.2%減益に減額。

380億円程度だった市場コンセンサスも大きく下振れた。

新型コロナウイルス拡大の影響で、電子部品事業、車載情報機器事業ともに売上・利益が下振れた。

決算発表も5月8日に延期する予定。

4-6月期の回復期待も高めにくいが、車載用の急速な落ち込み懸念は想定線、短期的なあく抜け感に。

(T:6902) デンソー 3668 -85大幅続落。

先週末に業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想2800億円から610億円に下方修正している。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う自動車生産減少のマイナス影響は想定線であるが、下方修正の主因は品質関連費用の増加となっている。

トヨタがリコールを発表している燃料ポンプに係るものとみられているが、収益に対する影響は想定以上としてネガティブな反応が強まる状況へ。

(T:6857) アドバンテス 5180 +400急反発。

先週末に20年3月期決算を発表。

営業利益は587億円で前期比9.2%減となった。

1-3月期は116億円で前年同期比13.5%増、市場予想を20億円程度上回った。

また、同期の受注高は907億円で前四半期729億円から大幅に増加、会社計画も大きく超過している。

4-6月期受注は想定以上に縮小見通しとなっているが、足元での好調な引き合い状況をポジティブに捉える動きが優勢となった。

(T:3658) イーブック 2081 +400ストップ高。

先週末に20年3月期決算を発表、営業利益は7.9億円で前期比36.1%増、従来予想の7.5億円を上回った。

Yahoo! Japanサービスなどとの連携施策、積極的な販促活動などが奏効した。

第3四半期までは2ケタ減益決算であったため、ポジティブなインパクトが強まった。

また、21年3月期は8.8億円で同10.9%増を計画、全般に業績不安が強まる中での連続2ケタ増益見通しが好感された。

(T:3608) TSI HD 412 +37急反発。

日経新聞が医療用ガウンの生産を5月から開始すると報じている。

山形県などの生産拠点で9月までに100万着規模を製造、はっ水性を備えたポリエステル素材と不織布の防水フィルム素材の2タイプを生産し、政府を通じて医療機関に供給していくようだ。

国内アパレル大手が医療用ガウンの生産に乗り出すのは初めてとみられている。

新型コロナウイルス対策関連銘柄としての活躍余地を期待する動き優勢に。

(T:2267) ヤクルト 6660 -240大幅反落。

モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も5400円から5200円に引き下げている。

安定成長銘柄としての評価は不変ながら、業績成長性に対してバリュエーションは業界平均比で極端に割高な印象としている。

中国の増収率が平準化ベースで2ケタに回復するシナリオを描くには依然材料不足で、現在は期待感が先行していると指摘。

(T:6436) アマノ 2210 -201急落。

前日に発表した決算が売り材料となっている。

20年3月期営業利益は162億円で前期比6.6%増益、従来予想の165億円をやや下回る着地に。

期末配当金は従来予想36円から56円に引き上げている。

一方、21年3月期営業利益は70億円で同56.7%減益、年間配当金も前期の84円から40円に引き下げ計画。

想定以上の業績悪化や配当水準の引き下げをネガティブ視する動きが先行へ。

(T:9104) 商船三井 1871 +88大幅反発。

日経新聞が20年3月期経常利益は前期比4割増の530億円程度になったもようとの観測を伝えた。

従来予想は500億円で、市場予想も会社計画並みだった。

持分法適用会社であるONEが、運航減による採算向上、原油値下がりによる燃料費低下で上振れたことが背景とされる。

21年3月期は厳しい事業環境が見込まれているが、原油価格下落などは下支えとなり、過度な落ち込みへの懸念も後退する展開になった。

(T:3064) MRO 3425 +200大幅高で18年10月の高値を更新している。

先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は45億円で前年同期比26.2%増益、販管費の下振れなどで会社計画の43億円を上回った。

新型コロナウイルスの影響で、足元では製造業や大企業向けの受注は鈍化しているもようだが、個人からの受注増加がカバーして、計画線での推移が続いているようだ。

業績面での安心感は一段と強まる格好になっている。

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