[13日 ロイター] - 衛星通信のインテルサット (N:I)は13日、米連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。
バージニア州の連邦破産裁判所への申請によると、資産と負債の規模は100億─500億ドル。
10億ドルのDIPファイナンス(つなぎ融資)を取りつけたことも明らかにした。
インテルサットは、現在衛星放送に利用されている周波数帯域「Cバンド」を、次世代通信網「5G」に割り当てるため前倒しで空ける米連邦通信委員会(FCC)の奨励策に参加する1社。
同社は声明で「FCCの期限を満たし、48億7000万ドルの支払いを受ける資格を得るためには、周波数帯を空ける取り組みに10億ドル超を投じる必要がある」とした。
米国内の商業、政府・軍関連顧客を担当するインテルサット・ジェネラルは破産法11条の手続きの対象外という。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200514T055846+0000