[フランクフルト/デュッセルドルフ 17日 ロイター] - ドイツ鉄鋼・エンジニアリング大手、ティッセンクルップ (DE:TKAG)は、赤字の鉄鋼部門の統合を巡り複数企業と協議している。関係筋が明らかにした。
関係筋によると、タタ・スチール (NS:TISC)との関係は絶たれておらず、両社は統合に関して引き続き協議している。
独紙ハンデルスブラットによると、ティッセンクルップはスウェーデンのSSAB (ST:SSABa)、中国の宝山鋼鉄(バオスチール) (SS:600019)とも協議しており、両社ともティッセンクルップ鉄鋼部門の過半数株取得に関心があるという。
ティッセンクルップとSSABは、コメントに応じていない。タタ・スチールとバオスチールからのコメントは、得られていない。