本日のマザーズ市場では、インターネット・IT関連株に循環的な物色が向かい、バイオ・ヘルスケア関連株の一角は前日に続き大きく値を上げた。
米国ではコロナ後も成長が見込める主力ハイテク株に資金が向かい、ナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新。
国内でも同様の流れから新興株が買われたとみられる。
また、注目される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に大型株には手控えムードがあり、個人投資家の物色の矛先が中小型株に向いた面もあるだろう。
なお、マザーズ指数は4日続伸で連日の年初来高値更新。
売買代金は概算で2237.72億円。
騰落数は、値上がり190銘柄、値下がり122銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、売買代金上位のアンジェス (T:4563)、オンコリス (T:4588)、サーバーワークス (T:4434)などが上昇。
オンコリスは米国で食道がん治療の治験に関する契約を締結したと発表し、後場急伸した。
時価総額上位ではアンジェスのほかメルカリ (T:4385)などが堅調。
また、リリースが材料視されたASJ (T:2351)やトランスG (T:2342)などストップ高を付ける銘柄も多かった。