本日のマザーズ市場では、米株高の流れを引き継いで朝方買いが先行し、マザーズ指数は取引時間中の年初来高値を連日で更新した。
ただ、米中対立への懸念から日経平均がマイナス転換すると、マザーズ市場でも利益確定の売りが広がった。
日経平均が一転プラスに切り返すとマザーズ指数も下げ渋ったが、結局マイナス圏で取引を終えた。
なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で2170.56億円。
騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり183銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、時価総額上位のアンジェス (T:4563)が小安い。
バイオ・ヘルスケア関連株に利益確定の売りが出て、売買代金上位のオンコリス (T:4588)やPSS (T:7707)は大きく値を下げた。
その他、売買代金上位ではAIinside (T:4488)やアジャイル (T:6573)が軟調。
レントラックス (T:6045)は5月度売上高の伸び鈍化がネガティブ視され、下落率トップとなった。
一方、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、弁護士コム (T:6027)が堅調。
FRONTEO (T:2158)は特許査定取得が材料視されて急伸し、新サービスを提供開始したDDS (T:3782)は上昇率トップとなった。
ITbookHD (T:1447)などはストップ高水準で取引を終えた。