[東京 25日 ロイター] - 25日の東京株式市場で、エイチ・アイ・エス (T:9603)が大幅下落となっている。同社は24日、2020年10月期通期の連結業績予想を未定にすると発表したが、これによって改めて状況の厳しさが浮き彫りとなり、売り直される格好となった。エアトリ (T:6191)など他の旅行関連株も連想から売られている。
エイチ・アイ・エスは、3月に公表した従来予想では売上高7750億円、当期損失11億円を見込んでいたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を踏まえて取り下げ、年間33円の配当予想も未定とした。業績予想は合理的な算出が可能になった段階で公表する。同時に発表した20年4月期中間決算では、新型コロナの影響などにより、当期損益は34億円の赤字に転落した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200625T004237+0000