[ヨハネスブルク 24日 ロイター] - 南アフリカの白金大手インパラ・プラチナム(インプラッツ) (J:IMPJ)は24日、3月に顧客への白金供給契約に発動した不可抗力条項を撤回したと発表した。
また、6月中旬には生産能力が85%まで回復したため、2020年度の白金生産量見通しを4月時点の260万─290万オンスから277万─279万5000オンスに上方修正した。
同社は3─4月、新型コロナウイルス感染拡大防止のために鉱山を一時的に閉鎖せざるを得ず、生産量が急減した。
同社のミュラー最高経営責任者(CEO)は「労働環境をより安全にし、4─6月期のグループ全体の生産量は予想以上となる見込みだ」と指摘した。
インプラッツの会計年度末は6月30日で、9月3日に20年度決算報告が発表される予定。同社によると、物流の規制緩和と旺盛な需要が金属価格高と相まって、業績を支えたという。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200625T025144+0000