[26日 ロイター] - 経営破綻した米電力大手PG&E (N:PCG)は、来週の連邦破産法第11条(民事再生法に相当)からの脱却に向け、増資と株式売却により約55億ドルを調達した。
同社によると、1株9.50ドルで4億2300万株強を売却し約40億ドルを調達する一方、これまでに発表していた増資で12億ドル弱を調達。売却価格は25日の株価終値に対して2.4%のディスカウント。
米破産裁判所はこのほど、同社の再編計画を承認。破産法第11条からの脱却に近付いていた。
同社は今月、公募増資で57億5000万ドルを調達すると発表していた。