日本調剤 Research Memo(5):2021年3月期は1Qまで新型コロナの影響が続くことを前提に、増収減益で計画

発行済 2020-06-29 15:15
更新済 2020-06-29 15:21
© Reuters.

■2021年3月期の業績見通し1. 2021年3月期業績見通し日本調剤 (T:3341)の2021年3月期の業績は、売上高で前期比8.7%増の291,813百万円、営業利益で同14.3%減の6,504百万円、経常利益で同15.4%減の6,266百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同53.4%減の3,122百万円と増収減益計画となっている。

特に上期の計画だけで見ると、営業利益で前年同期比91.1%減と大きく落ち込む見通しとなっているが、これは新型コロナウイルス感染拡大によるマイナスの影響が6月まで続くことを前提として計画に織り込んだためだ。

特に、調剤薬局事業に関しては売上高で40億円弱、営業利益で20億円強のマイナス影響が出ると見ている。

このため、通期の業績については今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況によって、変わってくる可能性がある。

現在は緊急事態宣言が解除され、経済活動も徐々に正常化してきているが、感染拡大の第2波が到来した場合は、業績面でさらにマイナスの影響が出るリスクがある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2025 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます