本日のマザーズ市場では、インターネット・IT関連株を中心に買いが先行した。
前日の米国市場ではNYダウが下落する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が連日で年初来高値を更新。
本日の東京市場もこうした流れを引き継いだ。
マザーズ指数は後場の始めまで1010pt台に位置する25日移動平均線を上回る場面もしばしばあったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日経平均が軟化するとともに上げ幅を縮めた。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2226.94億円。
騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり247銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位のアンジェス (T:4563)やAiming (T:3911)が上昇。
AIinside (T:4488)は急反発し、10%を超える上昇となった。
BASE (T:4477)は他社とのサービス連携が材料視されて買い優勢。
また、新薬の開発進展が好感されたDELTA−P (T:4598)はストップ高を付けた。
一方、時価総額上位では弁護士コム (T:6027)が小幅に下落し、売買代金上位ではPSS (T:7707)やステムリム (T:4599)が軟調。
PSSはPCR試薬の保険適用を発表したが、買いは続かなかった。
また、債務超過による上場廃止の猶予期間入りを発表した海帆 (T:3133)はストップ安を付けた。