[東京 27日 ロイター] - 第一三共 (T:4568)は27日、開発中の抗がん剤「DS-1062」について、英アストラゼネカ (L:AZN)と開発・商業化契約を締結したと発表した。第一三共はアストラゼネカから10億ドルの契約一時金を受け取る。開発・販売目標を達成した場合は、最大で60億ドルを受け取る。
日本以外での利益と開発・販売費用等は両社で折半し、売り上げ収益は日本、米国、欧州などでは第一三共が、中国、オーストラリア、カナダ、ロシアなどではアストラゼネカが計上する。
(田中志保) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200727T072313+0000