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神戸物産 Research Memo(3):「業務スーパー」を軸とした食の製販一体企業として成長(2)

発行済 2020-08-07 15:03
更新済 2020-08-07 15:21
© Reuters.  神戸物産 Research Memo(3):「業務スーパー」を軸とした食の製販一体企業として成長(2)

© Reuters. 神戸物産 Research Memo(3):「業務スーパー」を軸とした食の製販一体企業として成長(2)

■神戸物産 (T:3038)の会社概要3. クックイノベンチャー事業クックイノベンチャー事業は、2013年4月にグループ会社化した(株)ジー・コミュニケーショングループの事業となる。

2020年10月期第2四半期累計の売上構成比で9.0%、営業利益構成比で2.7%と、業務スーパー事業に次ぐ比率を占めている。

ジー・コミュニケーショングループの中核企業となるジー・テイスト (T:2694)が株式上場しており、焼肉屋や居酒屋、回転ずし、ファーストフードなどの外食事業で約700店舗(約61%が直営店/2020年3月末時点)を展開している。

なお、2020年6月30日付で同グループの持株会社で同社の連結子会社であった(株)クックイノベンチャーの株式をすべて売却しており、2020年10月期第3四半期より連結対象から外れることになる。

4. エコ再生エネルギー事業2012年より開始したエコ再生エネルギー事業では、主に太陽光発電事業を展開しているほか(2020年10月期第2四半期末の発電能力22.0MW)、2018年8月より北海道で木質バイオマス発電(最大出力6.25MW)の稼働を開始している。

5. その他その他には焼肉事業、設備賃貸事業、観光事業等を含んでいる。

なお、輸入食品や日本各地の名産品などを取り扱う小型店舗「ガレオン」の事業については、2020年6月に直営店(クイーンズスクエア横浜店)を閉店し、事業を収束している。

「ガレオン」事業については「業務スーパー」とは異なる客層を取り込むこと、また、30坪の小型店舗の開発に挑戦することを目的に2014年にスタートしたが、「業務スーパー」においてここ1~2年で客層が一気に拡大し、当初の事業目的の半分が「業務スーパー」自身で達成されたことから、小型店舗の開発という課題は残るものの今回、事業収束することを決定した。

店舗は直営1店舗のみのため業績への影響は軽微となっている。

一方、観光事業については北海道で観光果樹園の開園を予定しており、現在は園内の植物の生育を待っている状況にある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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