本日のマザーズ市場では、時価総額トップのメルカリ (T:4385)が決算を受けて急伸し、マザーズ指数の押し上げ役となった。
ほかにもバイオ関連株やインターネット関連株の一角が買われたが、米ハイテク株の上昇や主力大型株の手掛けづらさが個人投資家のマザーズ銘柄物色につながったとみられる。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1674.53億円。
騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり159銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、前述のメルカリが売買代金トップで10%超の上昇。
日米フリマアプリ事業での流通総額(GMV)増加や四半期ベースでの営業黒字化が好感された。
ほかに時価総額上位ではフリー (T:4478)や弁護士コム (T:6027)、売買代金上位ではPSS (T:7707)やアンジェス (T:4563)が上昇。
また、上昇率トップは直近上場のモダリス (T:4883)、次いでメルカリとなった。
一方、VEGA (T:3542)は12%の下落。
週半ばまでの急騰から過熱感が強く、週末を前に売りがかさんだ。
時価総額上位のラクス (T:3923)や売買代金上位のAiming (T:3911)はやや売り優勢。
また、通期業績予想を下方修正したgbHD (T:6557)は売り気配のままストップ安比例配分となった。
なお、本日マザーズに新規上場したティアンドエス (T:4055)は買い気配のまま初値が付かなかった。