本日のマザーズ市場では、日経平均の伸び悩みとは対照的に、マザーズ指数が終日上げ幅を広げる展開となった。
米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が反発し、過去最高値を更新した流れを引き継いだ。
また、東証1部売買代金が低調で、個人投資家の資金が新興株に向かう構図も変わらず、循環物色の流れが続いた。
なお、マザーズ指数は大幅反発。
終値では2%を超える上昇となり、年初来高値を更新した。
売買代金は概算で2765.82億円。
騰落数は、値上がり235銘柄、値下がり83銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、メルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、ラクス (T:3923)などの時価総額上位が全般堅調。
売買代金上位では直近上場のティアンドエス (T:4055)が20%を超える上昇となり、上昇率トップ。
BASE (T:4477)などのEC(電子商取引)関連銘柄も大幅高となり、コマースワン (T:4496)はストップ高。
GMOTECH (T:6026)も朝方にストップ高水準まで急伸した。
また、三菱ケミカルへの第三者割当増資を発表したリファインバスは買い気配のままストップ高比例配分となった。
一方、バイオ関連のモダリス (T:4883)やアンジェス (T:4563)は売り優勢。
また、Aiming (T:3911)などが下落率上位に顔を出した。
なお、ニューラル (T:4056)は上場2日目の本日も買い気配のまま初値が付かなかった。