[コペンハーゲン 1日 ロイター] - 海運大手のマースク (CO:MAERSKb)は1日、人員削減を含む組織再編策を発表した。海上コンテナ事業と陸上物流事業を統合する。全従業員の3分の1に影響するとしている。
マースクはかねてより、投資家から組織改革を要求されていた。
ただ、マースクは新型コロナウイルスの感染拡大の中でも持久力を示しており、先月には業績予想を上方修正。 コスト削減も好感され、株価は3月以降、2倍に上昇している。きょう0835GMT(日本時間午後5時35分)時点では、0.9%高で推移している。
マースクの広報担当者は、同社の従業員8万人のうち2万6000─2万7000人が、組織再編の影響を受けると説明した。
同社は、具体的な人員削減数は発表していない。内部の電子メールでも削減数に関して詳細には触れられていない。