[1日 ロイター] - 議決権行使助言サービスのグラス・ルイスは1日、米電気自動車(EV)大手テスラ (O:TSLA)の株主に対し、ロビン・デンホルム会長の再任を支持するよう勧告した。
グラス・ルイスは6月、同会長の再任に反対するよう勧告していたが、テスラが取締役の損害賠償保険について、満足の行く措置を講じたため、勧告を変更したとしている。
テスラは9月22日に年次株主総会を開く。
テスラは、取締役の損害賠償保険料が高額だとして保険契約の更新見送りを決定。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が取締役と個人的に保険契約を締結する方針を示していたが、グラス・ルイスはCEOを監督する立場にある取締役がCEOに依存することになるとの懸念を示していた。
その後、テスラが保険契約の見直しを検討したため、勧告を変更したと説明している。