本日のマザーズ市場では、米ハイテク株が連休前に続き大きく下落したことを受け、朝方から売りが先行した。
ただ、マザーズ指数は1100pt近辺に位置する25日移動平均線がサポートラインとして意識されているもようで、下値を模索するような展開とはならなかった。
朝方や引け前には下げ渋る場面も見られた。
なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1704.64億円と8月11日以来の低水準。
騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり218銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位のニューラル (T:4056)やメドピア (T:6095)が下落。
メルカリは引けにかけて下げ渋り、小幅安にとどまった。
反面、メドピアは東証1部への市場変更を発表して買いが先行したものの、伸び悩んだ。
また、直近IPO(新規株式公開)銘柄のサンアスタリスク (T:4053)は先週までの大幅な上昇に対する反動が強まり、下落率トップとなった。
一方、時価総額上位ではラクス (T:3923)、売買代金上位ではアンジェス (T:4563)が上昇。
アンジェスは新型コロナウイルス向けDNAワクチンの臨床試験開始を発表している。
マイナンバー関連のITbookHD (T:1447)は大幅反発。
また、パートナーA (T:6181)が上昇率トップとなり、直近IPO銘柄のKIYO (T:7353)はストップ高を付けた。